金スマ 振り込め詐欺が悪質化 5月10日放送

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5月１０日放送「金スマ」では悪質化する振り込め詐欺
についての特集でした。

番組スタップのお母さんが引っかかったとうことで
再現ＶＴＲをやっていましたが、
確かに巧妙化しています。

詐欺にあう人は60代以上が8割を占めその7割が女性だそうです。

最新の振り込め詐欺はどんな方法で犯人が接してくるかというと
まずは最初のケースでは、

「実際の家族の名前を名乗って警戒心を解いていく」という手口です。

個人情報が漏れているんですね。

声がおかしいと思っても、
風邪を引いたとか言えば大体騙されてしまうようです。

番組スタッフによる実験結果では20人中１４人のお母さんが
騙されてしまいました。

まあ名前を名乗られれば騙されてしまうのも無理ないと思います。

また実験の結果見破る方法も見えてきました。

それは

①いつもは携帯にかけてくるのに自宅電話にかけてきたら要注意

②家族しか分からない質問をすると口ごもる場合は怪しい

というものです。


個人情報の洩れ方はハンパないようです。

次の手口ですが
「子どもの職業を把握した上で接触してくる」というものです。

職業柄起こりうるシチュエーションで示談金が必要などと迫るケースです。

番組では学校の先生である自分の子どもが教え子に怪我をさせたということで
示談金を要求されたという例を紹介していました。

また金融機関に勤務している場合では、
”会社の金を横領したので補填しないといけない”
などと迫っていました。

この詐欺が凄いのは、
金を直接受け取る約束をして、同僚や友人を装った別の犯人が
直接受け取りにくるとういうところです。

家にまで来てしまうのです。まさに驚愕！


つづいて流行に便乗する方法も紹介されました。

架空の金融商品のパンフレットを郵送し、
消費者センターを名乗る犯人が

「詐欺が流行っている」

といって注意を促す電話をしてきます。

その後届いている架空の金融商品は
安全だといって安心させてそれに申し込ませて
代金を騙し取る手口なんだそうです。

でもこの手口の成功率は低そうな気がします。
金融商品に実際申し込むまでに手間がかかるからです。

次にご紹介するのは
「劇場型振り込め詐欺」というものです。

従来の振り込め詐欺は、
ひとりの犯人が子どもや孫役を演じていたのですが、
この”劇場型”は複数人が電話口にでて
家族が危機的状況にあること演出してくる詐欺のことです。

連帯保証人になった息子が金を返せなくなったために
金融業者に暴行を振るわれているという設定だったり、

また子どもが事故を起こしてしまいその示談金を支払え、
というものや

偽警官を名乗る犯人が、
夫が盗撮したのでやはり示談金を支払え、
といった手口を複数で演じる再現ＶＴＲが紹介されていました。

こちらは警視庁ホームページです。
音声による振り込み詐欺の手口を紹介しています。
↓
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/koreisagi/hurikome_onsei/hurikomesagi.htm



また、銀行のキャッシュカードを入手してその口座から金を引き出す手口も
あるそうです。

警察を名乗る犯人が
、
「振り込め詐欺犯を捕まえたところ貴方の口座が使われていることが分かったので
早く手続きをしないと口座が凍結されて預金を引き出せなくなるので
キャッシュカードを作り替える必要がある」

などと電話をしてきます。

その後共犯者が銀行協会なるものを名乗って被害者宅を訪問させて
キャッシュカードを預かるのです。

暗証番号を記入する書類に記載させるために、
その口座から預金が引き出されてしまうという被害が実際にあったそうです。

この手口で６００万円を引き出されてしまった女性もいます。

警察や銀行職員が銀行の暗証番号を聞くことは絶対ないので
覚えておきましょう。

番組最後に詐欺被害にあわないための３か条が紹介されてました。

①常に留守番電話にしておく
②お金の話を電話だけで決めない
③必ず誰かに相談する

というものです。

うーむ、これができないから被害に合うんですよね。
特に②③は難しいと思います。


私が思うに個人情報の漏えいが問題なので、

不用意にアンケートに答えないようにすることはもちろん、
今後は固定電話も必要ないかもしれませんね。

１人１台携帯電話を持っている時代ですし
詐欺電話がかかってくるのは固定電話ですから、
親にも固定電話の解約について話し合った方が良いかもしれません。

結論、固定電話は解約しましょう。

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タグ：振り込め詐欺 金スマ 劇場型振り込め詐欺 個人情報漏えい