NHK アテルイ 火怨・北の英雄 アテルイ伝 主演は大沢たかお

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火怨・北の英雄 アテルイ伝は2013年1月11日から2月1日まで、
ＮＨＫの『BS時代劇』で4回放映されたテレビドラマです。

今回地上波では3月23日と3月30日の前後編となります。

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/aterui/index.html

原作は盛岡在住の作家高橋克彦で、氏は東北を舞台にした作品を多く書いています。

1993年７月から1994年３月に掛けて放映された
奥州藤原氏を描いた大河ドラマ「炎立つ」の原作者でもあります。

この「火怨」は「炎立つ」に連なる物語で、

大和朝廷の東北侵略に対抗した古代東北最大の英雄の物語です。

歴史の教科書にもほんの僅か記述がありますが覚えている人も少ないでしょう。

日本は単一民族と言われていますが、その昔東北地方には蝦夷と言われる人々がいて
縄文人の流れを継ぐ人達だと言われていますが、
西日本の弥生系の人達（大和朝廷）によって侵略されていったのです。

そんな人達との混血が大和民族＝日本民族なんですけど、
言ってみれば古代東北は西日本の植民地状態だったわけです。

都（京）から遠かったこともあり野蛮人の住むところと見られていました。

アテルイ＝阿弖流為は字からして今の日本人とは程遠いですよね。

むしろ北海道のアイヌの人に近いのかもしれません。

というのはアイヌには文字がなかったのですが、
東北の蝦夷にも文字が見つかっていないのです。

ですから阿弖流為は当て字ですね。

そんな紀元９世紀頃の話ですが、
震災などもあったので東北を見直すという意味では
まだ日本が統一されていなかった頃の歴史をドラマから考証するのも
良いのではないかと思います。

興味のある方はぜひともご覧ください。

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タグ：ＮＨＫ　土曜ドラマ　アテルイ　火怨　北の英雄　大沢たかお