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進撃の「半沢直樹」 原作とドラマの違い 感想 [テレビドラマ]

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進撃の「半沢直樹」 原作とドラマの違い 感想

日曜ドラマ半沢直樹が快進撃です。
まさに「進撃の半沢直樹」!

視聴率もうなぎ登りついに
瞬間視聴率で30%を超えるまでに
なりました。

有識者の声を聞くと
最初どんなもんだ?と軽い気持ちで
観たところ瞬く間にドラマに引き込まれた、
ということを言う人が多いようです。

話題のドラマと騒がれることにより

ちょっと観てみるかぁ

と言って観てみたらやっぱ虜になった、
なんて人も多いかと思います。

私も実はその口で
元来テレビドラマは大河ドラマぐらいしか
みないのですが、
今話題になってるというので
観てみたわけです。

そうしたら面白いわけです。

なるほど、こりゃ、ヒットするわけだ、

と思いました。

ストーリー展開がいいですよね。

脚本がしっかりしているんだと
思いました。

そして原作ってどんなんだろうと
興味を引かれて早速読んでみました。


そうしたら、
この「半沢直樹」はほぼ原作に忠実にドラマ化されていました。

ドラマって原作が面白いことがまずは第一なんですが、
その原作通りに再現する、
というのも重要な要素になると思います。


でも私の意見としては、

”原作を超えるドラマはない”

というものです。

やはり原作って細かい背景や人物の心理描写など
細かく書かれているわけですから、
それを忠実にドラマで再現する、
というのは難しいと思ってます。


実際、原作が面白いのにドラマにしたら駄作になってた、
なんてモノが結構あります。

例えば山崎豊子の不朽の名作「不毛地帯」ですが、
唐沢寿明主演でフジテレビがドラマ化しましたが、
全く面白くありませんでした。

なんなんでしょうね、アレは?


ところが「半沢直樹」に限って言えば、
なんと原作よりも出来が良いと私は思うのです。


特にイイと思うのが配役ですよね。


半沢直樹役=堺雅人 


最高じゃないですか?


原作の半沢直樹はもう少し粘着質のある男ですが、
堺雅人演じる半沢直樹は、
正義感が強く芯が1本通ったのある清潔感のあるカッコイイ男を
表現しています。


そして原作では口うるさくて、
夫の給料が下がることに対して過敏な反応を見せる半沢の妻”花”
ですが、
ドラマでは夫のために献身的な姿を演じる上戸彩が実に可愛らしいわけです。


この原作からの転換は成功だと思います。

素直に主人公に感情移入できて応援できるわけです。


応援するに値する主人公なわけですから
理不尽な上司にたてつくばかりでなく、ギャフンと言わせる爽快感が
なんとも言えないわけです。

これは
水戸黄門や遠山の金さんなどと性質は同じなんですよね。

勧善懲悪、正義は勝つ!

みたいは話は絶対ウケるに決まってます。

半沢直樹はそのセオリーを踏んでます。


また、竹下=赤井英和

東田=宇梶剛二

完璧ですよね。原作に近いです。


また東田の愛人、藤沢美樹役に檀蜜を持ってきたのは
やられたぁー

というカンジです。

原作では藤沢美樹は安っぽいキャバ嬢でしたが
ドラマでは高級クラブの嬢を演じていました。

しかも東田を裏切る経緯が原作よりも優れていると
私は感じましたね。

ネイルサロンを持とうという夢を
東田の愛人として実現させるのではなく、
自分の力で、銀行から融資を引くことを半沢が手引きする、
という自然というかまっとうというか、
そういう筋書きにしたのは原作よりもスマートになっています。


そういう意味からもドラマ半沢直樹は、
原作よりも磨き上げられていると言っても良いと思います。

それが高視聴率の理由だと私は思ってます。


次回からは第二部が始まります。

ロスジェネの逆襲ですね。

一部が面白かっただけに次も期待感が増します。

とても楽しみですよね。



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